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嘴平伊之助 獣の呼吸の牙(型)一覧
嘴平伊之助の呼吸は獣の呼吸。
他の隊士のような「育手」はおらず、荒れ山で育った伊之助が、我流で編み出した呼吸法である。
炭治郎は嗅覚、善逸は聴覚が優れているように、伊之助は触覚が優れている。
攻撃に使う型は牙、それ以外は型と呼んでいて、伊之助のこだわりがみられる。
【壱ノ牙】 穿ち抜き(うがちぬき)
コミックス5巻第37話で使用。
刀2本を揃えて相手に突き刺す技。
蜘蛛の鬼(累の父親役)に対して放った際は、頸が硬く技は不成功に終わった。
コミックス8巻第65話、猗窩座に対して放った際は、猗窩座逃走により不成功となった。
【弐ノ牙】 切り裂き(きりさき)
コミックス7巻第61話で使用。
腕を交差させるように、☓の字に斬りつける技。
前方に対して広範囲に攻撃できる。
無限列車ではこの技で隠れた鬼の頸を出現させた。
【参ノ牙】 喰い裂き(くいざき)
コミックス5巻第37話で使用。
刀を交差させて同時に切りつける、獣が噛み付くような斬撃技。
ハサミで切るような技で切断力に優れている。
蜘蛛の鬼(累の父親役)に対して使った際は、頸が硬く刀が2本とも折れてしまい不成功に終わった。
【肆ノ牙】 切細裂き(きりこまざき)
コミックス7巻第61話で使用。
左右交互に6回の斬撃を放ち斬り裂く。
手数が必要な時に最適な連撃技。
無限列車では隠れた鬼の頸を出現させるために使用した。
コミックス18巻第159話の対童磨戦でも使用。
怒りにまかせて放ったため、童磨には効かなかった。
【伍ノ牙】 狂い裂き(くるいざき)
コミックス7巻第60話で使用。
宙を舞いながら四方八方に斬りつける技。
敵に囲まれた時や、多方面へ攻撃したい場合に最適な技。
【陸ノ牙】 乱杭咬み(らんぐいがみ)
コミックス9巻第79話で使用しかけたが不発。
コミックス11巻第91話で使用。
刀2本で相手の頸を挟み、のこぎりのように何度も押し引きして斬る技。
伊之助の刃こぼれした刀ならではの技。
上弦の鬼の頸もたやすく斬り落とした。
【漆ノ型】 空間識覚(くうかんしきかく)
コミックス4巻第29話で使用。
伊之助の優れた触覚を、集中してさらに研ぎ澄ます技。
空気のかすかな揺らぎを感知することで、直接触れていないものでも姿を捉えることができる。
【捌ノ型】 爆裂猛進(ばくれつもうしん)
コミックス11巻第91話で使用。
防御を一切せず、一直線に相手に突進する技。
遠距離攻撃をしてくる敵の懐に飛び込むのに有効。
対上弦の鬼戦では、炭治郎と善逸の援護を受け爆裂猛進を使用。
敵との間合いを一気につめ、乱杭咬みで鬼の頸を斬り落とした。
【玖ノ牙】 伸・うねり裂き(しん・うねりざき)
コミックス18巻第159話の童磨戦で使用。
腕の関節を全部はずして、リーチを伸ばす技。
相手が見切った間合いの外側からでも攻撃が届く。
関節が外れる痛みは、伊之助は感じていないもよう。
新技なため精度がいまいちだが、完成すれば中距離から鬼の頸を狙える強力な技。
【拾ノ牙】 円転旋牙(えんてんせんが)
コミックス19巻第161話の童磨戦で使用。
両手に持った日輪刀を高速で回転させる技。
回転によって扇風機のように気流を発生させて、童磨の凍て曇を防いだ。