呼吸・型

鬼滅の刃呼吸考察|ヒノカミ神楽「円舞」から「十三個めの型」まで技まとめ!

竈門炭治郎 ヒノカミ神楽 一覧

ヒノカミ神楽とは、竈門家かまどけに伝えられるヒノカミ様に捧げる舞い。
ある約束により、竈門家ではこの神楽と耳飾りが代々継承されている。

他の呼吸と違い、呼吸の型の表記がないのが特徴的。

もともと祭り事で踊る「舞い」であるが、戦いにおいて強い力を発揮した。
始まりの呼吸である縁壱よりいち「日の呼吸」を炭治郎の祖先である炭吉すみよしが、「ヒノカミ神楽」として継承してきた。

「ヒノカミ神楽」は「日の呼吸」を伝えるために炭吉が「舞い」にしたものと思われる。

ヒノカミ神楽 円舞(えんぶ)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

「円舞」の意味は大勢が輪になって踊る舞いのこと。

炭治郎が最初に使ったヒノカミ神楽。
円のように孤描く、炎をまとった斬撃。
累の鋼糸をたやすく斬った。

さらに鋼糸はがねいとよりも硬い累の頸を斬った技も、禰豆子の爆血で加速した円舞だと思われる。

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

またヒノカミ神楽「円舞」雷の呼吸 壱ノ型「霹靂一閃へきれきいっせんの合せ技「ヒノカミ神楽 円舞一閃えんぶいっせんも存在する。
「霹靂一閃」の爆発的スピードで敵を捉えて、「円舞」の斬撃を与える技。

ヒノカミ神楽 碧羅の天(へきらのてん)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

碧羅の天へきらのてん」とは「晴れ渡った青空」のこと。

太陽を描くように、垂直方向に回転する燃え盛る斬撃を繰り出す技。
無間列車では、鬼の巨大な頸の骨を両断した。

ヒノカミ神楽 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用
吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

烈日れつじつ」とは「強く照りつける太陽」のこと。
紅鏡こうきょう」とは「太陽の異称」で「紅色に輝くまるい鏡」という意味。

”∞”むげんだいを描くように斬りつける技。
左右対称で孤を描く鋭い斬撃を放つ。

ヒノカミ神楽 幻日虹(げんにちこう)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

幻日げんじつ」は大気光学現象で、太陽と同じ高さで離れた位置に、もうひとつ虹色の太陽のような光が見える現象

変わり身の術のような技。
太陽の幻のように見える「幻日げんじつ」のように、残像とともに相手の攻撃をかわす技である。

ヒノカミ神楽 火車(かしゃ)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

前転しながら相手を飛び越し、背後から相手に切り込む技。
死角から斬撃を放つ。

ヒノカミ神楽 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

灼骨しゃっこつ」は「骨を焼く」。 
炎陽えんよう」は「照りつける夏の太陽」の意味。

灼熱しゃくねつの炎をまとった高速回転斬り。
斬撃を受けた所は灼けるように痛み、上弦の鬼であっても上手く再生できなくなる。

ヒノカミ神楽 陽華突(ようかとつ)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

陽華ようか」は神の神々しい光という意味で、太陽のことをさす。

太陽を突き刺すように、上空へ飛び上がって放つ突き技。
力が一点に集中しているため、攻撃の威力は高い。

ヒノカミ神楽 日暈の龍 頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

日暈にちうん」とは太陽を光源としてその周囲に生じる光の輪。太陽のかさ(かさ)。

太陽の周りに生じた光の龍、その龍が舞っているかのような動きで相手を攻撃する技。
禰豆子の「爆血」をまと赫刀かくとう化した刀で放った。

ヒノカミ神楽 炎舞(えんぶ)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

円舞に似ているが、大きな半円を描く燃える斬撃を水平方向・垂直方向に2度放つ連続技。

ヒノカミ神楽 飛輪陽炎(ひりんかげろう)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

飛輪ひりん」の意味は太陽の異称のこと。
炎陽かげろう」は照りつける夏の太陽の意味。

刀の切先きっさきが陽炎のように揺らぎ、刀身が伸びたように見える技。
確実に避けたつもりでも、切先が相手を捉える。

ヒノカミ神楽 斜陽転身(しゃようてんしん)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

斜陽しゃよう」は西に傾いた太陽。夕日の斜めにさす光。

太陽が傾くように、自身の体を回転させながら相手を斬撃する。
側転で相手の攻撃を避けつつ斬撃する、カウンターのような技。

ヒノカミ神楽 輝輝恩光(ききおんこう)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

輝輝きき」は照り輝くさま。
恩光おんこう」はありがたい光。日光。特に、春の光を意味する。

十三番目の型(鬼滅の刃?)

吾峠呼世晴先生/集英社/鬼滅の刃引用

ヒノカミ神楽の十二個ある型を、「円舞」から「炎舞」”正しい順番”で繋げることで十三番目の型が完成する。
繋げる順番が正しければ、”正しい呼吸法”となり、ヒノカミ神楽をずっと舞い続けることができる。

縁壱はこの十三番目の型を完成させ、鬼舞辻無惨を倒す寸前まで追い詰めた。

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