呼吸・型

鬼滅の刃呼吸考察|水の呼吸・壱ノ型~拾壱ノ型までの技まとめ!

水の呼吸の型一覧

会得者:冨岡義勇(水柱)、鱗滝左近次、竈門炭治郎

特徴:その名前のとおり、水のような柔軟さを持つ呼吸。

拾種類と型が多く(義勇しか使えない拾壱の型を除いて)、どんな敵とも戦える応用の効く呼吸である。

水はどんな形にもなれる
升に入れば四角く
瓶に入れば丸く
時には岩すら砕いて
どこまでも流れてゆく

吾峠呼世晴先生/鬼滅の刃 24話引用

【壱(いち)ノ型】面斬り(みなもぎり)

コミックス1巻のラストで使用。
水面を切るように、水平に刃を振るう技で、かなりの切れ味を誇る。

最終選別での大型の異形の鬼との戦いで、強固に守られた頸を一撃で切り落とした。

【弐(に)ノ型】水車(みずぐるま)

コミックス1巻6話、最終選別で大型の異形の鬼との戦いで使用。
全身を水車のように縦に回転させて斬りつける技。

応用版として、横回転で斬りつける弐ノ型・改「横水車」もある。

【参(さん)ノ型】流流舞い(りゅうりゅうまい)

コミックス2巻16話で使用。
水が流れるように、すばやくなめらかに移動し刃を振るう技。
攻撃をかわしながら、多方向への攻撃が可能。

毬使いである朱紗丸(すさまる)に対して有効な技であった。

【肆(し)ノ型】打ち潮(うちしお)

コミックス1巻6話、作中で炭治郎が初めて使った水の呼吸の型。
雑魚鬼ではあったものの、2体の鬼の首を一振りで斬って捨てた。
炭治郎が初めて鬼を斬った技で、厳しい鍛錬が無駄ではなかったことを実感する。

大きな波を打ち付けるように相手を切りつける技。
空中戦にも応用可能で、宙を舞いながら技を連続で繰り出す「打ち潮・乱」もある。

【伍(ご)ノ型】干天の慈雨(かんてんのじう)

コミックス4巻31話、下弦の伍・累の母親役であった蜘蛛の鬼に使用。
切られた者がほとんど苦痛を感じない、慈悲の剣撃。

相手が自ら頸を差し出してきたのみ使う技。

切られた者が感じるのは、優しい雨にうたれているような感覚のみ。
少しも痛くも苦しくもなく、穏やかな死が与えられる。

【陸(ろく)ノ型】ねじれ渦(ねじれうず)

コミックス2巻12話、沼の鬼に地中に引きずり込まれた際に使用。
上半身と下半身の激しい”ねじり”で強い渦動を発生させる技。

発生した渦は鋭く大きな刃となり、周囲を巻き込んで切り裂く。
足場のない不安定な場所でも使用可能。

参ノ型「流流舞い」の足運びを使った応用技、「ねじれ渦・流流」もあるが、基本的に「ねじれ渦」は水中で使わないと威力が落ちる。

【漆(しち)ノ型】雫波紋突き(しずくはもんづき)

コミックス2巻、16話で朱紗丸に使用。

水の呼吸の型の中で最速の突き技。
波紋の中心を狙うように突き刺す。

朱紗丸(すさまる)に放ったのは、曲線を描きながら突く応用技、「雫波紋突き・曲」。

【捌(はち)ノ型】滝壺(たきつぼ)

コミックス2巻10話、沼の鬼に対して使用。

滝口から滝壺へ落ちる水のように、高く振りかぶった刃を振り下ろす技。
自身の周囲にダメージを与えられ、自分を守るバリアのようにも使える。

自身の足元へ近づく敵に有効。

【玖(く)ノ型】水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)

鬼滅の刃コミックス3巻、25話、元下弦の陸 響凱(きょうがい)との戦いで使用。
動作中の着地時間・着地面積を最小限にする型。

縦横無尽に動くことが可能で、足場の悪い所での戦いで効果を発揮する。
響凱の血鬼術で回転する部屋の中、水流飛沫・乱ですべての攻撃を交わして響凱を撃破した。

【拾(じゅう)ノ型】 生生流転(せいせいるてん)

コミックス5巻40話、下弦の伍・累との戦いで使用。
回転しつつうねる龍のように連続で斬りつける連撃技。

1撃目より2撃目、2撃目より3撃目・・・と回転を重ねるごとに威力が増し、より強い斬撃となる。

斬撃をつづけながら敵との距離を詰める時に有効な技。

【拾壱(じゅういち)ノ型】凪(なぎ)

コミックス5巻42話で、累に対して冨岡義勇が使用。
拾壱ノ型は義勇が独自に編み出した、義勇だけの技である。

凪とは無風状態の海のこと。

義勇の間合いに入った鬼の術をすべて無効化する技。

獣の呼吸・壱ノ牙~玖ノ牙までの技まとめ