鬼滅の刃コミックス1巻各話あらすじ
【第1話】残酷
竈門炭治郎(かまど たんじろう)は作った炭を、麓の村で売る炭焼きの少年。
父を失い、楽ではないが、母と6人の兄妹と幸せに暮らしていました。
ある日炭治郎が家に帰ると、そこには家族たちの無惨な姿が。
まだわずかにぬくもりのある妹・禰豆子(ねずこ)を連れて急いで医者の元へ。
その道中、鬼と化した禰豆子に襲われる炭治郎の元に、鬼殺隊・冨岡義勇があらわれる。
鬼と化した妹を守る炭治郎と、鬼と化しても人を喰らわない禰豆子。
兄妹に不思議な可能性を感じた義勇は、二人を鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)に託す。
【第2話】見知らぬ誰か
日の光を避けながら、狭霧山の麓の鱗滝左近次の元へ向かう炭治郎と禰豆子。
立ち寄ったお堂で人食い鬼と出会う。
驚異的な力と回復力を持つ鬼であったが、炭治郎の機転と禰豆子の鬼の力で撃退。
そんな二人の前に天狗の面をした老人があらわれる。
【第3話】必ず戻る夜明けまでには
天狗の面の老人こそが鱗滝左近次であった。
“突破”して”受け継ぐ”ことができるかもしれません
どうか育てて頂きたい
冨岡義勇から手紙を受け取った鱗滝は、炭治郎に試練を与える。
「夜明けまでに、濃い霧に覆われた狭霧山頂上から、麓の家まで下りてくること」
空気が薄く、鱗滝が仕掛けた数々の罠に道を阻まれる炭治郎であったが、持ち前の鋭い嗅覚と、強い精神力でなんとか試練を突破。
ボロボロになりながらも試練を乗り越えた炭治郎と、それを認める鱗滝。
炭治郎の姿に鱗滝もまた、義勇と同じ不思議な期待を感じたのだった。
【第4話】炭治郎日記・前編
鱗滝は鬼殺隊の”育手(そだてて)”であった。
鬼殺隊に入るためには”藤襲山(ふじかさねやま)”で”最終選別”を受け、生き残らなければならない。
狭霧山での鱗滝の厳しい訓練を受けながら、炭治郎は日記をつけた。
そして1年が経ったある日、炭治郎は鱗滝からこう告げられる。
「もう教えることはない」
「この岩を斬れたら”最終選別”に行くのを許可する」
半年経っても岩は斬れなかった。
鍛錬を重ねても一向に斬れない岩に、くじけそうになる炭治郎。
そんな炭治郎の前に、狐の面をかぶり木刀を持った少年があらわれる。
【第5話】炭治郎日記・後編
炭治郎の前にあらわれたのは、錆兎(さびと)と真菰(まこも)。
2人は鱗滝に育てられた孤児で、鱗滝に習った”全集中の呼吸”という呼吸術を使っていた。
炭治郎は錆兎に何度も挑戦するが勝つことができない。
真菰は炭治郎の悪いところを優しく指摘してくれた。
半年経った頃、ついに炭治郎は錆兎に勝利する。
気づくと錆兎と真菰は消えており、炭治郎の刀は、切れなかったはずの岩を両断していたのであった。
【第6話】山ほどの手が
炭治郎は鱗滝から厄除の面を受け取り、藤襲山の”最終選別”へ向かう。
最終選別の合格条件は「鬼が閉じ込められた藤襲山で、7日間生き残ること」
“全集中・水の呼吸”を習得した炭治郎は、ひとりで鬼を倒せるまでに強くなっていた。
そんな炭治郎の前に、藤襲山にはいるはずのない、大型の異形の鬼があらわれたのだった。
【第7話】亡霊
大型の異形の鬼は47年前に、鱗滝が生け捕りにした鬼だった。
50人の最終選別に挑む子どもたちを喰ったことで、強く大型の鬼になっていた。
そして錆兎と真菰もまた、数年前にこの異形の鬼に喰われていたのだった。
錆兎と真菰ですら敵わなかった大型の鬼に、苦戦する炭治郎。
炭治郎の水面斬りが、硬く守られた大型の異形の鬼の頸を捉える。
炭治郎は生き残ることができるのか!?