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竈門炭治郎 ヒノカミ神楽 一覧
ヒノカミ神楽とは、竈門家に伝えられるヒノカミ様に捧げる舞い。
ある約束により、竈門家ではこの神楽と耳飾りが代々継承されている。
他の呼吸と違い、呼吸の型の表記がないのが特徴的。
もともと祭り事で踊る「舞い」であるが、戦いにおいて強い力を発揮した。
始まりの呼吸である縁壱の「日の呼吸」を炭治郎の祖先である炭吉が、「ヒノカミ神楽」として継承してきた。
「ヒノカミ神楽」は「日の呼吸」を伝えるために炭吉が「舞い」にしたものと思われる。
ヒノカミ神楽 円舞(えんぶ)
「円舞」の意味は大勢が輪になって踊る舞いのこと。
炭治郎が最初に使ったヒノカミ神楽。
円のように孤描く、炎をまとった斬撃。
累の鋼糸をたやすく斬った。
さらに鋼糸よりも硬い累の頸を斬った技も、禰豆子の爆血で加速した円舞だと思われる。
またヒノカミ神楽「円舞」と雷の呼吸 壱ノ型「霹靂一閃」の合せ技「ヒノカミ神楽 円舞一閃」も存在する。
「霹靂一閃」の爆発的スピードで敵を捉えて、「円舞」の斬撃を与える技。
ヒノカミ神楽 碧羅の天(へきらのてん)
「碧羅の天」とは「晴れ渡った青空」のこと。
太陽を描くように、垂直方向に回転する燃え盛る斬撃を繰り出す技。
無間列車では、鬼の巨大な頸の骨を両断した。
ヒノカミ神楽 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
「烈日」とは「強く照りつける太陽」のこと。
「紅鏡」とは「太陽の異称」で「紅色に輝くまるい鏡」という意味。
”∞”を描くように斬りつける技。
左右対称で孤を描く鋭い斬撃を放つ。
ヒノカミ神楽 幻日虹(げんにちこう)
「幻日」は大気光学現象で、太陽と同じ高さで離れた位置に、もうひとつ虹色の太陽のような光が見える現象
変わり身の術のような技。
太陽の幻のように見える「幻日」のように、残像とともに相手の攻撃を躱す技である。
ヒノカミ神楽 火車(かしゃ)
前転しながら相手を飛び越し、背後から相手に切り込む技。
死角から斬撃を放つ。
ヒノカミ神楽 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
「灼骨」は「骨を焼く」。
「炎陽」は「照りつける夏の太陽」の意味。
灼熱の炎をまとった高速回転斬り。
斬撃を受けた所は灼けるように痛み、上弦の鬼であっても上手く再生できなくなる。
ヒノカミ神楽 陽華突(ようかとつ)
「陽華」は神の神々しい光という意味で、太陽のことをさす。
太陽を突き刺すように、上空へ飛び上がって放つ突き技。
力が一点に集中しているため、攻撃の威力は高い。
ヒノカミ神楽 日暈の龍 頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)
「日暈」とは太陽を光源としてその周囲に生じる光の輪。太陽の暈(かさ)。
太陽の周りに生じた光の龍、その龍が舞っているかのような動きで相手を攻撃する技。
禰豆子の「爆血」を纏い赫刀化した刀で放った。
ヒノカミ神楽 炎舞(えんぶ)
円舞に似ているが、大きな半円を描く燃える斬撃を水平方向・垂直方向に2度放つ連続技。
ヒノカミ神楽 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
「飛輪」の意味は太陽の異称のこと。
「炎陽」は照りつける夏の太陽の意味。
刀の切先が陽炎のように揺らぎ、刀身が伸びたように見える技。
確実に避けたつもりでも、切先が相手を捉える。
ヒノカミ神楽 斜陽転身(しゃようてんしん)
「斜陽」は西に傾いた太陽。夕日の斜めにさす光。
太陽が傾くように、自身の体を回転させながら相手を斬撃する。
側転で相手の攻撃を避けつつ斬撃する、カウンターのような技。
ヒノカミ神楽 輝輝恩光(ききおんこう)
「輝輝」は照り輝くさま。
「恩光」はありがたい光。日光。特に、春の光を意味する。
十三番目の型(鬼滅の刃?)
ヒノカミ神楽の十二個ある型を、「円舞」から「炎舞」へ”正しい順番”で繋げることで十三番目の型が完成する。
繋げる順番が正しければ、”正しい呼吸法”となり、ヒノカミ神楽をずっと舞い続けることができる。
縁壱はこの十三番目の型を完成させ、鬼舞辻無惨を倒す寸前まで追い詰めた。